したんじょう

毎年5月5日は、
浄善寺のある鹿俣町に伝わる伝統行事「したんじょう」の日です。

「したんじょう」は、400年以上前、一乗谷を朝倉氏が治めていた全盛期に、
イノシシが田畑を荒らして困った住民が殿様に申し出て、イノシシ狩りをしてもらったことに由来をもちます。

イノシシを引き連れた大名行列を模して、法被にひげ姿の子どもたち30名ほどと、男性陣がかつぐイノシシが町内を練り歩き、町内の社寺を巡ります。最後は浄善寺の境内でイノシシ退治をして終わりとなります。

以前は鹿俣町の男の子たちだけで全て執り行っていましたが、時代の流れとともに過疎化・少子化が進み、イノシシを担ぐのは大人となり、男子だけでなく女の子も行列に加わり、さらに町内だけでは子どもが足りず一乗地区全体の子どもたちの参加を得て実施しています。

変化しながらも受け継いでいくことはとても大事なことと感じます。

今年はお天気も良さそうです。ぜひ鹿俣町の伝統行事「したんじょう」を見にいらしてください!

したんじょう

したんじょう行列

 

 

 

 

 

 

クライマックスのイノシシ退治

クライマックスのイノシシ退治